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工藤美知尋学院長の日々の所感_日々断章
政治・経済・社会・文化・能・歌舞伎・映画・社会人入試など、多岐にわたる日々の所感をおとどけします。




Vol.640

今日のわが国の社会福祉の課題-1

2018.11.18

戦後の日本は、内外から長らく「一億総中流社会」と言われて来た。大半の日本人は、こうした日本のイメージについて疑うことがなかった。ところが十数年前から、識者から日本社会内には実はさまざまな「格差」が存在していると指摘されるようになった。
また近年は、「勝ち組」と「負け組」という言葉が頻繁に使われるようにもなっている。「勝者」と「敗者」が固定化した社会というものは、憎悪と軋轢が固定化した社会でもある。社会の安定から見て、決して好ましいことではない。社会の安定という見地から言えば、社会的エリートは流動的に交替することが望ましい。
今や親の職業や学歴や収入が、子供の学歴と密接につながっていることが、さまざまな調査で明らかになっている。

格差の固定化は、閉塞的で沈滞した社会を生じさせてしまう。誰でも努力すれば、人並みの生活が送れる社会が望ましい。
その意味で、社会福祉学は、今日の日本にとって最も重要な学問になっているのである。
私が最近読んだ本を挙げるならば、橘木俊昭著の『貧困大国二ッポンの課題―格差・社会保障・教育』(人文書院、2015年)があるが、ここでは橘木の研究に沿って、この問題を考てみたいと思う。

橘木は、上記の本の中において、次のように述べている。
「日本では成長モデルから脱し(脱成長)、福祉国家を目指すべきであるというのが、私の
考えだ。『脱成長』などと書くと、政府・与党のみならず、野党からも評判が悪い。政府
与党は成長戦略の柱にしているので、脱成長論を無視するのは当然としても、野党まで反
対するのは何故か。

その解答は、脱成長などと言うと、最初から『負け組』を宣言してい ると解されかねないので、日本の社会や経済から活気が失われると懸念し、野党も成長を 口にする。・・・しかしよく考えてみよう。日本人は十数年も前から少子化の危機を 言われながら、結局は労働力不足と家計消費の減少という状況に陥っていた。

すなわち経 済成長しない、マイナス成長で進むことを宣言しているのである。そうした中で2%の実 質成長率というのは夢物語に近いのである。また副次効果が強すぎるため逆効果ですら
ある。例えば、日本人の働き過ぎを助長するし、資源や環境に悪影響がある」

この本の中で橘木は、「真の成長戦略とは、一人ひとりの労働者の生産性を教育と訓練
で上げる方策のことであり、また人々の幸福感は経済的な豊かさのみならず安心感のあ
る生活や、家族の親しみのある生活」などであるとし、したがって単に成長だけを追い求
めるのは好ましい事ではないとしている。

そして橘木は「今日の日本では、介護や子育てや、医療などの分野においては、家族だ
けには頼れない社会になっている。そこで日本は、イギリスやドイツ、フランスと言った
中福祉、中負担の福祉国家が適当なのではないか」と結論づけている。
<2へ続く>




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