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工藤美知尋学院長の日々の所感_日々断章
政治・経済・社会・文化・能・歌舞伎・映画・社会人入試など、多岐にわたる日々の所感をおとどけします。




Vol.631

平成の貧困を考える

2018.07.07

5月16日付【読売新聞】の【特集 あの時 平成時代】の中で、日本女子大学名誉教授の岩田正美女史が、『今日の貧困問題』について解説している。
以下は、岩田女史による分析である。

平成の貧困がさらに深刻化したのが、2000年代後半だった。高度成長で減っていた生活保護受給者が急激に増え、2011年には200万人を超えるまでになった。この数は戦後間もない頃の数と同程度である。

高齢化に伴う低年金の高齢者が増加したことが主因であるが、就労が不安定な中高年層の受給が増えたことも大いに関係している。

リーマン・ショックの後の2008年末、東京の日比谷公園に出現した「年越し村(派遣村)」に象徴されるように、新たな貧困も広がっていった。
この派遣村には、解雇されて住居を失った「派遣切り」の被害者や、日雇いの派遣労働者、そしてホームレスなどが集まった。 生活に不安定な若年層が増えていることも指摘したい。

ネットカフェ難民は、新たな貧困の「かたち」である。
その背景としては、労働規制緩和で派遣労働者が増えたことがある。低収入で住居を確保できない若年層は、友人や知人などに頼れない場合、ネットカフェなどが選択肢となる。
派遣村は、見えない貧困層の存在を「見える化」したのだった。

生活保護受給者は、2015年3月の217万4000人がピークであった。しかしながら2018年2月現在でも、211万5000人と依然として多い。
生活保護が平成の貧困を下支えしたが、その外側にいるぎりぎりの層への対応は非常に遅れている。

働いても生活が困窮し、住む場所のないネットカフェ難民やワーキングプアの若者に対応した福祉制度がないことが大きな問題である。
平成で貧困の新たな処方箋となった生活困窮者の自立支援事業も、まだ十分な成果を見せていない。

貧困問題が解決に向けて前進しない原因としては、自助努力を重んじ、個人の貧困に責任を負わせる日本の風土がある。「働けばいいじゃないか」とよく言われるが、ここ30年間安定した雇用は減り続けている。
貧困者を食い物にする貧困ビジネスが日本の社会に仕組まれ、貧困からの脱出をますます困難なものにしている。

ポスト平成では、貧困からの脱出を阻む社会の仕組みを打破するような、踏み込んだ貧困対策が必要である。




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