社会人入試大学院入試

 
社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / HOME 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / Q&A 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / パンフレット 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / アクセスマップ 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / サイトマップ 社会人 大学院入試 青山IGC学院 メール
社会人入試・大学院入試 青山IGC学院
社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / 教育理念 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / 合格実績 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / 学院の特色 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / 募集要項 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / 講座案内 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / 短期講習 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / 公開模試 社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / 入学説明会
社会人入試・大学院入試 青山IGC学院 / パンフレット資料請求
工藤美知尋学院長の日々の所感_日々断章
政治・経済・社会・文化・能・歌舞伎・映画・社会人入試など、多岐にわたる日々の所感をおとどけします。




Vol.621

日本の製造業で起きている不正の続出をどう考えるか

2018.03.07

最近日本のモノ作りの現場で不正が続出している。昨年12月21日付の『読売新聞』はスバルの工場で資格のない従業員に検査をさせていた問題で、業績が悪化していると報じている。

神戸製鋼、三菱マテリアルの子会社の製品データの改ざん、日産自動車、そしてスバルなど、最近わが国のメーカーで何故不正が続出しているのかについて考えてみたい。

さまざまな識者が不正の原因について論究しているが、その中で私が的確と思った論文は、慶応義塾大学教授菊沢研宗氏の指摘である。
菊沢氏は次のように述べている。
「日本の製造業で次々に発覚した不正には、極めて日本的な特徴がある。それは首謀者がはっきりしないことだ。独フォルクスワーゲンのディーゼル車の排ガスをめぐる不正は、幹部が指示していた。しかし神戸製鋼や日産などの場合はその辺ははっきりしない。日本型不正には、人間関係が複雑で密接な日本の企業風土が背景にある。

上層部から納期や品質などで無理な目標が示された場合、欧米の企業だったらとても無理と言って断るような場合でも、日本では上司に迷惑をかけたり、上司との関係にひびが入ったりすることを恐れて、無理を承知で引き受ける事がある。この人間関係上の労力や無駄のことを経済学で『取引コスト』と呼ぶ。

目標を創意工夫でクリアできる場合はいいが、出来ない時にはどうするか。上司との間で取引コストが高すぎると判断した場合、不正が合理的選択の一つになり得る。外から見れば
倫理に反する行為でも、組織の中では不正が『合理的な判断』になる。
1980年代以降の円高やバブル崩壊後の不況で、日本の製造業は経費削減を徹底してきた。そこで無理な要求が増え、現場が上層部に迷惑をかけないよう忖度する中で、自然発生的に不正が定着することになった。

『首謀者なき不正』の場合、社外取締役を増やすなどの企業統治改革だけで防ぐのは難しい。時間をかけて、組織風土を変える取り組みが必要である。
まずは透明性と寛容性を高め、社員が自由に意見を言えるような組織が求められる。風通しを良くすれば、不正の防止や発見もしやすくなる。

日本の経営者は損得勘定ばかりに縛られ過ぎている。日本の企業では損得計算の早い人が社長に選ばれる。『これはいい』と価値判断して、実行させたうえで責任を取ると言ったことも必要である。 デフレの中で日本企業は利益と効率性ばかりを追求するようになった。イノベーションで企業を大きくされる戦略をもっと重視すべきである」

また日本工学会会長の佐藤順一氏は、「日本のモノづくりの強みは、上から指示されなくとも、現場が知恵を出し合う『カイゼン』にあった。それが機能しなくなっている。現場力が落ちていると言える。日産自動車やスバルの新車検査に関しても、同様の問題をはらんでいると思う。1990年代のバブル崩壊後、企業は余裕を失った時代にふさわしい基準を作ることが出来る様に産官学の体制を整える必要がある。




バックナンバー




大学院・社会人入試の青山IGC学院 ページトップへ



 
教育理念合格実績大学院入試社会人入試学院の特色募集要項講座案内短期講習公開模試入学説明会
Q&AパンフレットアクセスマップサイトマップメールHOME|
 
Copyright (C) 2003 Aoyama IGC Co., Ltd. All Rights Reserved.
くちふkoku