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工藤美知尋学院長の日々の所感_日々断章
政治・経済・社会・文化・能・歌舞伎・映画・社会人入試など、多岐にわたる日々の所感をおとどけします。




Vol.616

MBA批判について、遠藤功著『結論を言おう 日本人にMBAはいらない』2016年、角川新書

2017.12.25

昨年(2016年)11月、遠藤功著『結論を言おう 日本人にMBAはいらない』と題する、わが国のMBA関係者にとっては何とも衝撃的な本が店頭に並んだ。

この本には私も、遠藤氏が早稲田大学大学院商学研究科MBA専攻の看板教授的存在だっただけに、本当に驚いてしまった。

「何が起こったんだろう?」 「何があったんだろう?」 「あの遠藤氏が、どうしてMBAを全面否定するようなことを書いたのだろう?」 このような疑問が次々に湧いてきた。

早稲田大学大学院MBAの歴史は、これまで25年ほどである。1992年設立のわが青山IGC学院の歴史と相当重なるところがある。
今から4半世紀前、小泉首相が唱えた「日本の社会制度の全般的な改革―中でも生涯学習」の一環として、わが国の主要な大学において、専門職大学院としてMBA専攻研究科が続々と誕生した。

それまで一般には、将来のビジネス・エリートを養成するMBAというものは、主に米国の大学院で行われるものと思われてきた。それが日本でも設立されたことによって、国内MBAで学ぶことは、30代の中堅ビジネスマンの間で一種の流行になった。

その後10年ほど、東京都内の主要な大学院のMBA研究科の7校(早稲田、慶応、日大、中央、法政、多摩大、立教)と青山IGCなどが一堂に会して、春と秋の年2回、「MBAフェア」を開催してきた。
このフェアの冒頭では、各大学のMBA研究科を代表して、各大学院の教授がデモンストレーション講義をすることを常とした。その際などに遠藤氏は早稲田大学(WBS)を代表して、非常に魅力的な模擬授業をしたものである。
歯切れがよく、問題の所在を的確に指摘する遠藤氏のシェープな講義に、私も心から感服した。
こういうことがあったため、私にとっては遠藤氏が書かれた国内MBA批判の本はとても衝撃的だったのである。
以下に紹介するのは、遠藤氏が「日本人にMBAはいらない」としている論拠である。

【1】 日本人にMBAなんていらないーMBAとはMaster of Business Administration の略であるが、この学位は1908年ハーバート大学で生まれ、現在米国においては、ビジネスで成功するための必須の条件とされている。

日本においてもMBAブームは、米国に遅れること百年にしてようやく訪れることになった。2003年、日本全国に約80にも上るビジネススクールが設立され、ビジネス教育プログラムの授業が行われるようになった。
ところが多くの日本企業では、MBA修了者の「頭でっかち」ぶりを嫌ってか、なかなか彼らを採用しない傾向が今も続いている。
このためMBA修了者は、学位を取得したとしても、職探しに苦労することになる。こうしたことから今やMBAは、かつての「期待と希望」から「落胆と失望」に変わっているのである。
こうした遠藤氏のMBAに対する現状分析は、私から見てあまりにも悲観的過ぎるのではないかと考えるものである。

確かに遠藤氏がご指摘される様なマイナス的側面もあるが、それ以上にプラス面が山ほどある。MBAの効用面について挙げてみれば、次のようになる。

第一に、現状に飽き足らない30代のビジネスマンが、大学院で知的に鍛えられることによって、俄然やる気を出す。
第二に、終身雇用制が実質的に崩れている現在、MBAで勉強してきた知識を基礎にして再雇用やベンチャーやアントレプレラー(起業家)に対して積極的に挑むようになる。
第三に、現在の自分の仕事に対する意義づけをしっかり行えるようになる。

ともかくも私の所で学んで大学院へ進んだ人々の中で、MBAは意味がないと感じて途中で辞めた人は一人もいなかった。 私は、長い人生の中において、自分を見つめ直すうえでも、大学院に入って、学ぶことはとても意義ある事だと思っている。

遠藤氏は、日本にMBAが出来てから、わずか4半世紀しか経っていないことを見逃している。一方米国の場合、MBAの歴史は既に百年を誇っている。
したがって日本と米国の比較を、一概することは慎まねばならない。

日本の場合、MBAの歴史はわずか25年しかなく、結論を出すのは早すぎる。
MBAの修了者を採用しようとする企業側としては、いまだに試行錯誤の中にある。したがってMBAの教育内容や日本の社会的評価が米国並みになっていないからと言って、意味をなさないとは断じて言えない。

大体遠藤氏ご自身が、これまで国内MBA振興の旗振り役を努めて来た訳であるから、上記のような国内MBA否定論は口が裂けても言うべきではないと私は考える。遠藤氏は大学院に留まって、ご自身が考える教育プログラム改革に向けて活動されるべきであった。

ここでさらに遠藤氏の国内MBA否定論を詳しく見てみよう。
遠藤氏は2005年WBSの教授に就任した。WBSでは既に2003年から客員教授として教えていたそうだから、昨年までで都合13年いたことになる。
ところが遠藤氏曰くに、ビジネススクールという「不完全な装置」では、優れたビジネスリーダーを育てることは出来ないと考えるに至ったとのことである。
まず遠藤氏が指摘している事は、MBA教育の内容がずさんでレベルが低いことでを挙げている。
WBAの修了要件としては修士論文を提出しなければならないわけだが、このレベルが実際にはかなりずさんらしい。




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